2018/08/30、GCノベルズより書籍版一巻発売しました。書籍版はシーン追加など、加筆修正の他、可哀想なティノの書き下ろし短編が収録されています。よろしくおねがいします!
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世界各地に存在する宝物殿とそこに眠る特殊な力の宿る宝具。富と名誉、そして力。栄光を求め、危険を顧みず宝物殿を探索するトレジャーハンター達が大暴れする時代。
幼馴染達と共に積年の夢であるハンターとなったクライは、最初の探索で六人の中で唯一自分だけ何の才能も持っていないことに気付く。
しかし、それは冒険の始まりに過ぎなかった。
「もう無理。こんな危険な仕事やめたい。ゲロ吐きそう」
「おう、わかった。つまり俺達が強くなってお前の分まで戦えばいいんだな、いいハンデだ」
「安心してね、クライちゃん。ちゃんと私達が守ってあげるから」
「あ、ストップ。そこ踏むと塵一つ残さず消滅しますよ。気をつけて、リーダー?」
強すぎる幼馴染に守られ、後輩や他のハンターからは頼られ、目指すは英雄と強力な宝具。
果たしてクライは円満にハンターをやめる事ができるのか!?
※勘違い系コメディです。
【12/28 ヒーロー文庫さまより4巻発売】お金が何より大好きな守銭奴少年・レオは、ひょんなことから、訳ありの美少女・レーナと体が入れ替わってしまう。
なんでもレーナは、かつて冤罪で貴族社会を追われた侯爵令嬢の娘で、このままでは貴族の集う学院に召集されてしまうのだが、それが嫌で、魔術を使って逃亡を試みていたらしい。
報奨として提示された金貨につられたレオは、レーナの代わりに学院に行くことを決意する。
学院に顔だけ出してとんずらするつもりだったレオ。しかし、絶世の美貌と独特の価値観を持つレオを周囲は「高潔の少女」と勘違いし、侯爵夫妻や皇女、はては帝国第一皇子までもが興味を持ちはじめ――?
後に、「無欲の聖女」と呼ばれることになるレオノーラ・フォン・ハーケンベルグの物語。
※完結しました。最後までお付き合いくださった方、本当にありがとうございました!
人――『神に祝福された者たち』。亜人――『神に見放された者たち』という差別溢れるその世界で、一つの国が立ち上がった。
大陸最大の宗教『フェリス教』からは『堕落帝国』と……
そして、多くの人々からは『自由帝国』と呼ばれたその国『アフェバイラ帝国』。帝王アノンは、フェリス教からの断罪を恐れず、数々の亜人たちと交流を深め、大陸を次々に統治していく。
彼の天才的な発想と、その手が生み出す「大いなる力」、そして、そんな彼を慕う国民と亜人たちにより、大国へと栄えていくアフェバイラ。
だが亜人をよしとしないフェリス教は、そんなアフェバイラとの対立を激化させていくのだった。
人、亜人、魔獣。自然の理、魔法、信仰。
様々な思いと意思が交じり合うその大陸の激動の時代が、今ここに語られる――
またこのSSは、Arcadia様でも公開しています。
ただし、そちらとは微妙に差異などがあるかもしれません。
「働きたくない」
異世界召喚される中、神様が一つだけ条件を聞いてくれるということで、増田桂馬はそう答えた。
……だが、さすがにそううまい話はないらしい。呆れられて「次の人に期待する」という神様に見送られ、桂馬はそのまま召喚された。
召喚したのは第695番ダンジョンコアと名乗る金髪ロリ幼女。そしてなんか流れでダンジョンマスターになったけど、あれ、このダンジョン1部屋しかない上に山賊に制圧されてね……?
はたして桂馬はいきなり詰んでるこの状況を覆し、惰眠をむさぼる働かない生活を手に入れることはできるのか?!
(2018年7月25日 書籍8巻発売。コミカライズもしました→https://over-lap.co.jp/gardo/)
中二病をこじらせ、世間から家族からも冷たい仕打ちを受け、失意のうちに死んだ三十三歳無職童貞の塩田鉄矢。今度生まれ変わったら、妄想にふけることなく真面目に生きようと誓う。幸いにも異世界に転生し、優しい両親と可愛い妹に囲まれ、幸せに暮らせると思っていたのだが……。
最近、悩みがある。最愛の妹が自分は三大魔人の末裔であり、ゾルグ魔王直属配下、六魔将の一人だと言い出したのだ。これはまずい。中二病が悪化する前に何とかしないと! これは異世界で自分がチートな存在になっているのに全く気付かない主人公が、妹の中二病(実際に六魔将です)を治すつもりがいつの間にか魔王を倒していく勘違いファンタジーです。 ★がついている話は挿絵付。
※GCノベルズより『ティレアの悩み事〜異世界邪神転生綺譚〜』1~2巻発売中です。