読者にとっては主人公の少女セレネの中身がオッサンだということは始めからわかっているのですが、どういうわけか気持ち悪さを感じさせません。それどころか可憐で聡明な少女セレネの魅力にどんどん引き込まれていく不思議な作品です。また多くの小説でありがちな退屈な部分というのがほとんどなく、面白さがぎっしり詰まっています。
読者にとっては主人公の少女セレネの中身がオッサンだということは始めからわかっているのですが、どういうわけか気持ち悪さを感じさせません。それどころか可憐で聡明な少女セレネの魅力にどんどん引き込まれていく不思議な作品です。また多くの小説でありがちな退屈な部分というのがほとんどなく、面白さがぎっしり詰まっています。