2018/08/30、GCノベルズより書籍版一巻発売しました。書籍版はシーン追加など、加筆修正の他、可哀想なティノの書き下ろし短編が収録されています。よろしくおねがいします!
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世界各地に存在する宝物殿とそこに眠る特殊な力の宿る宝具。富と名誉、そして力。栄光を求め、危険を顧みず宝物殿を探索するトレジャーハンター達が大暴れする時代。
幼馴染達と共に積年の夢であるハンターとなったクライは、最初の探索で六人の中で唯一自分だけ何の才能も持っていないことに気付く。
しかし、それは冒険の始まりに過ぎなかった。
「もう無理。こんな危険な仕事やめたい。ゲロ吐きそう」
「おう、わかった。つまり俺達が強くなってお前の分まで戦えばいいんだな、いいハンデだ」
「安心してね、クライちゃん。ちゃんと私達が守ってあげるから」
「あ、ストップ。そこ踏むと塵一つ残さず消滅しますよ。気をつけて、リーダー?」
強すぎる幼馴染に守られ、後輩や他のハンターからは頼られ、目指すは英雄と強力な宝具。
果たしてクライは円満にハンターをやめる事ができるのか!?
※勘違い系コメディです。
【第2部完結】ローザは、その美貌と慈愛深さで知られる伯爵令嬢。しかし実際は、薔薇愛、つまり男同士の恋愛に妄想をたぎらせ、己の萌えを追及しまくる貴腐人であった。
そんな彼女の夢は、修道女となって「聖書」を記し、大陸中に薔薇愛を広めること。
未来の出家に備え、修道院に寄付したり(賄賂)、識字率向上に努めたり(布教の下準備)、領民のために腐葉土を作ったり(腐らせるのが得意)して過ごす彼女だが、十四歳のある日、異母弟のベルナルドと出会ってしまう。
彼こそは理想の「受け」、千年に一人の逸材だと断定したローザは、「ベルたん総受け計画」を策定し奮闘。しかしその腐りきった振舞いはことごとく高潔な行いと勘違いされ、王子や王女、さらには異国の王子まで巻き込んで、国中に影響を与えることとなり――?
貴婦人の中の貴婦人、高潔と慈愛を司る「薔薇の天使」とあだ名された、ローザ・フォン・ラングハイムの物語。
【12/28 ヒーロー文庫さまより4巻発売】お金が何より大好きな守銭奴少年・レオは、ひょんなことから、訳ありの美少女・レーナと体が入れ替わってしまう。
なんでもレーナは、かつて冤罪で貴族社会を追われた侯爵令嬢の娘で、このままでは貴族の集う学院に召集されてしまうのだが、それが嫌で、魔術を使って逃亡を試みていたらしい。
報奨として提示された金貨につられたレオは、レーナの代わりに学院に行くことを決意する。
学院に顔だけ出してとんずらするつもりだったレオ。しかし、絶世の美貌と独特の価値観を持つレオを周囲は「高潔の少女」と勘違いし、侯爵夫妻や皇女、はては帝国第一皇子までもが興味を持ちはじめ――?
後に、「無欲の聖女」と呼ばれることになるレオノーラ・フォン・ハーケンベルグの物語。
※完結しました。最後までお付き合いくださった方、本当にありがとうございました!
小学校お受験を控えたある日の事。私はここが前世に愛読していた少女マンガ『君は僕のdolce』の世界で、私はその中の登場人物になっている事に気が付いた。
私に割り当てられた役は、庶民である主人公をいじめ倒し、主人公と恋に落ちる通称皇帝と呼ばれる御曹司との仲を引き裂く、典型的な悪役お嬢様、吉祥院麗華だった。
物語の最後で、麗華は皇帝から報復され家ごと破滅させられる。悪役は消え、主人公達は苦難を乗り越えて結ばれる。めでたしめでたし。
ってそんなの困るー! マンガはそれで終われるけど、私には没落後の人生があるんだから!
主人公達は恋だ、愛だとどうぞお好きに騒いでいてくれてて結構。私は皇帝の怒りを買わないように、存在消してます。
えっ?悪役がいないから物語が上手く進まない? でも私は没落後を見据え、貯金と勉強に忙しいんです。少しでも破滅を回避する為に、皇帝には関わりたくないんです。運命のカップルなら、障害がなくても自力で盛り上がって下さいよ。
前世はド庶民。現世はお金持ちの家の悪役お嬢様。ジャンクフードの味が忘れられず、こっそり家を抜け出して、ポテチ買いに行ってます。
御伽噺の”モンスター”や”ダンジョン”が現実に現れてから数世紀が経った。
冒険者という先天的に人知を超える力を持った超人が日常となって久しい二十五世紀末。
見栄と保身という冒険者とは一切関係のないステータスだけがカンストした春風紫苑は今日も今日とて墓穴を掘っていた。
良い顔しては面倒ごとに巻き込まれ、調子というお立ち台に上がって踊り狂っては面倒な女に目をつけられ。
止めれば良いのに止められない口車……。
これは自業自得の物語である。同情すべき点は一切無い。
膨れ上がる虚像、加速するメンヘラ。さあ、道化芝居を始めよう!
この作品『ハルジオン~口だけ野郎一代記~(http://ncode.syosetu.com/n9485cg/)』のリメイクです
大筋だけは変えるつもりはないので新規でこっちを読まれた方は
更新遅いよ何やってんだ! って時はリメイク前を読んで大体こんな感じかーとお怒りを静めて戴ければ幸いです
人――『神に祝福された者たち』。亜人――『神に見放された者たち』という差別溢れるその世界で、一つの国が立ち上がった。
大陸最大の宗教『フェリス教』からは『堕落帝国』と……
そして、多くの人々からは『自由帝国』と呼ばれたその国『アフェバイラ帝国』。帝王アノンは、フェリス教からの断罪を恐れず、数々の亜人たちと交流を深め、大陸を次々に統治していく。
彼の天才的な発想と、その手が生み出す「大いなる力」、そして、そんな彼を慕う国民と亜人たちにより、大国へと栄えていくアフェバイラ。
だが亜人をよしとしないフェリス教は、そんなアフェバイラとの対立を激化させていくのだった。
人、亜人、魔獣。自然の理、魔法、信仰。
様々な思いと意思が交じり合うその大陸の激動の時代が、今ここに語られる――
またこのSSは、Arcadia様でも公開しています。
ただし、そちらとは微妙に差異などがあるかもしれません。
――目指せ英雄。貴様の未来はそれだけだ。
新西暦1995年10月17日。
当時十歳の子供であるノース・テキスは見合いを行っていた。
相手は伯爵の位を持つ我が家より上の侯爵の位を持つライトネル家。その娘は素晴らしく美しく、彼は漠然と己の妻になるかもしれないとその見合いを前向きに行っていた。
そこで刻まれる彼女からの呪い。
求める理想はあまりに高く、今の彼では到達出来ない。
ならば到達出来る筋道を作ってあげよう。彼女はそう思わずとも、運命は彼に狙いをつけた。
英雄にならねば己は死ぬ。故に、英雄にならねばならない。
「頑張って。――私の愛しい人」
告げられた言葉に、彼に刻まれた呪いは怪しく輝くのだった。
「サイコパス?違うな、私はただの社畜だよ」
全てが高スペックのエリート社畜、彼が転生するとどうなるか――勇者として?どこかの貴族として?違います。転生先は悪の組織の大幹部です。
彼が上司から受けた最初の指示、それはとある学園の主席となることだった。
※この小説にくだらない正義感を求めてはいけません。
※この小説に糞ったれな王道も求めてはいけません。
※しかし徹底した悪意と徹底した合理主義が好きならば、きっと貴方は楽しめるでしょう。
【変人の世界にようこそ】
転生?転職?した先は邪教徒の大幹部。
30代半ばのエリート社畜、彼は死んでも尚ブラック企業(邪教徒)に就職する事となった。
給料は最高、拘束時間も悪くない。……しかし、その業務内容がひたすらブラックだった。
本社勤務を目指して日々活動する彼、その目的は後方勤務、夢のデスクワーク、安心安全な邪教徒ライフ。
時間対効率×費用対効果=勘違い系ダークファンタジー
連載5日目、1000PV達成
連載12日目、5000PV達成
連載27日目、10000Pv達成
感想くれたら、更新スピードが1.5倍になります
未来に存在するVRMMO『ユグドラシル』のサービス終了の日。最強クラスのギルドの一角である『アインズ・ウール・ゴウン』のギルドマスター『モモンガ』は、メンバーと共に作り上げた居城の玉座に、臣下たるNPCたちにかしずかれながら座っていた。たった1人で、もはやいないかつての仲間達を思いながら。
そしてサービスが終わり強制ログアウトが生じるその瞬間、異変が起こった。ログアウトできず、そして何より話すことの出来ないはずのNPC達がまるで生きているかのように忠誠を示しだしたのだ。さらには外の世界は未知の世界。モモンガは混乱しながらも、絶対者(ギルドマスター)として行動を開始する。
これはアンデッドの肉体を得た絶対者たるモモンガが、己の(頭のおかしい)目的のために、異世界を蹂躙していく物語である。
この作品はarcadia様の方でも公開しております。
荻野広樹は普通の一般高校生だ。いや、もう過去形で『一般高校生だった』になる。
ちょっとの勘違いから彼は一般ルートから道を外れて、政府が建てた学園、『戦闘学日本支部』に転校することになった。
その学園には変わった教育課程があり、一カ国にひとつずつ建てられてる学園だ。
入学できる条件として、絶対に必要とされるのが『戦闘力』を持っていることである。
彼がこれから起こすのは彼にとって都合の良い勘違いのオンパレード。
本人が知らない間に周囲は勘違いを加速させて、彼は『戦闘学日本支部』最強の一人として勘違いされる。
『シリアス』×『ギャグ』
「中退を受け付けないってなんだよ!学校案内には認めるって記載されてるじゃん!え?俺だけは特例だって、そんなの認めるか!ああ、わかったよ。なら任務中に仲間や一般人に銃とか向けたり、器物破損でもなんでもやって退学になってやる!だってまだ死にたくないんだよ!」
中二病をこじらせ、世間から家族からも冷たい仕打ちを受け、失意のうちに死んだ三十三歳無職童貞の塩田鉄矢。今度生まれ変わったら、妄想にふけることなく真面目に生きようと誓う。幸いにも異世界に転生し、優しい両親と可愛い妹に囲まれ、幸せに暮らせると思っていたのだが……。
最近、悩みがある。最愛の妹が自分は三大魔人の末裔であり、ゾルグ魔王直属配下、六魔将の一人だと言い出したのだ。これはまずい。中二病が悪化する前に何とかしないと! これは異世界で自分がチートな存在になっているのに全く気付かない主人公が、妹の中二病(実際に六魔将です)を治すつもりがいつの間にか魔王を倒していく勘違いファンタジーです。 ★がついている話は挿絵付。
※GCノベルズより『ティレアの悩み事〜異世界邪神転生綺譚〜』1~2巻発売中です。
竜二は狩りが主体のネットゲームで一度は有名プレイヤーになりたかった。
腕前も時間も足りなかった彼が取った手段は、キャラクターの自動操作技術――マクロだった。
後に、事情がありマクロキャラ――ぺったんリベールを忌避してしまう竜二と、ゲーム内住人との温度差を描く勘違いコメディ。
完結しました!みなさんのおかげでここまでこれました。ありがとうございます。
※スピンオフ作品「鉄壁!絶壁!生贄少女(TS物)」もよろしければご覧ください。
※本作品に登場する名称に著作権者より指摘が入った場合は、速やかに指示に従います。
※毎日17時から20時くらいにお話をアップする予定です。
※この小説は、カクヨムにも投稿しております。
●角川スニーカー文庫より書籍版発売中!
●月刊ガンガンJOKER誌上にてコミカライズ連載中!
5000年生きたドラゴンといえば大層な響きだが、そのドラゴンはいたって人畜無害な草食のそれだった。
しかし無駄にでかい図体と風格のせいで魔王軍の幹部と誤解され、近くの村から生贄の少女が捧げられる。
基本的に臆病かつ気弱なドラゴンは少女を追い返そうとするが、やけに気合いの入った生贄少女はなかなか引いてくれない。
やむをえず「じゃあお主の魂ちょっとだけ食ったから、それでもう帰って」と方便で告げたところ、思い込みの激しい少女はそれでドラゴンの眷属になったと誤解してしまう。
そしてあろうことか、彼女は誤解のままに妙な力を発揮し始め――無力なドラゴンは何の間違いか、魔王軍に反旗を翻すことになる。
反旗も何も、最初から部下でも何でもなかったのだけれど。
☆ニコニコ静画でコミカライズ公開中です!
http://seiga.nicovideo.jp/comic/34701
【1/25 3巻&コミック1巻発売】
「この世の地獄」と称されるヴァルツァー監獄。
服役中の娼婦から生まれ、囚人仲間によって獄内で育てられた少女・エルマは、大国ルーデン王の崩御を機に、恩赦として監獄から「釈放」させられる。
釈放の発令者である第二王子ルーカスの命で、王宮付き侍女となったエルマ。母の言いつけ通り「普通」の少女を目指して過ごしはじめるが、うっかりぶっ飛んだことばかりやらかしてしまう。
それというのも、娼婦譲りの美貌に詐欺師譲りの読心術、狂戦士の戦闘術に、マッドサイエンティストの医術――「家族」である囚人仲間に、かなり独特な「普通」を教え込まれていたからだった。
彼女の常識外れの能力や行動は、やがて王宮全体を揺るがしていき――?
「もしや……シャバの方というのは、そのくらいのこともできないのですか?(真顔)」
”普通”を目指すわけあり少女の、うっかりシャバ無双物語。
未来に存在するVRMMO『ユグドラシル』のサービス終了の日。最強クラスのギルドの一角である『アインズ・ウール・ゴウン』のギルドマスター『モモンガ』は、メンバーと共に作り上げた居城の玉座に、臣下たるNPCたちにかしずかれながら座っていた。たった1人で、もはやいないかつての仲間達を思いながら。
そしてサービスが終わり強制ログアウトが生じるその瞬間、異変が起こった。ログアウトできず、そして何より話すことの出来ないはずのNPC達がまるで生きているかのように忠誠を示しだしたのだ。さらには外の世界は未知の世界。モモンガは混乱しながらも、絶対者(ギルドマスター)として行動を開始する。
これはアンデッドの肉体を得た絶対者たるモモンガが、己の(頭のおかしい)目的のために、異世界を蹂躙していく物語である。
この作品はarcadia様の方でも公開しております。
【本編完結済】
「目には目を、歯には歯を、古武術には古武術を」
『古武術の奥義』を使うヒロインとの決闘に敗れて婚約者を奪われ、復讐を誓った悪役令嬢グレタは自らも『古武術の奥義』を会得すべく、お抱え魔法使いに命じて異世界から古武術マスターを召喚したのだが、何をどう間違ったのか、古武術など全く知らないという青年エイジンをゲットしてしまう。
一方、多額の報酬に目がくらんだエイジンは、召喚をミスった魔法使いの弱みに付け込み、とある詐欺プロジェクトにグレタをハメようと画策する。
果たしてエイジンは、既に色々な意味で踏んだり蹴ったりのグレタから大金を騙し取る事が出来るのか?
もうやめてエイジン! とっくに悪役令嬢のライフはゼロよ!
異色間抜け詐欺コメディー、ここに開幕!
*一話一話が短いのでスラスラ読めます。
【現在おまけ話を続々追加中】
よくある異世界転生物っぽい話です。一話当たりの文字数は少なめですので、気楽にお読みいただければ幸いです。
プレイしていたMMORPGがサービス終了になる。
最終日にログイン中、ゲームの中の女神様に「今のキャラで続編ゲーム」を勧められ了承したら、今まで操作していたキャラクターの姿でゲームとよく似た場所にいた。
現状把握を計るが、メイドスキーとして当然のメイド服姿のせいか、成り行きで宿屋兼酒場の女中さんになることに。
メイドさんに必要そうなスキルもそれなりに持ってはいるけれど、メインスキルは近接戦闘と防御・回復系魔法なのですが。
※サブタイトルに★が付いている話にはイラストがあります。
※毎週月曜・木曜午前7時を目安に更新しておりますが、都合により予告なく遅れたり休んだりする場合があります。なお、10月下旬から12月は仕事の方が繁忙につき、一応不定期更新とさせていただきます。
※あらすじと本文ではイメージが違うかもしれません。
※初投稿なのですが、書き始めてみると自分の筆が非常に遅い事に気付きました。迅速な更新は無理そうです。
※そのうち、戦闘シーン等が出てきますので、一応「R15」と「残酷な描写あり」をつけておきます。
※主人公の中身はいいかげん歳食ってますので、少々のエロなどには(多分)動じません。
死の神の巫女マリアベルは、薄暗い神殿で己と共に使命の旅に出る勇者の到来を待っていた。
世は百年に一度の神話祭。
神の代行者たる巫女が供たる勇者を連れて世界を巡り、仕える神に対する信仰心を集め、捧げる事で世界の理を平常に保つ催しの真っ最中。
だが、マリアベルには巫女の使命よりも重要な目的――『婚活』があった。
陰気かつ恐ろしい印象を与える死の神の巫女を輩出する家系に生まれ、その家柄から婚期を逃した親族を多数見てきたマリアベルは神話祭に――巫女が供として選んだ勇者と結婚したという、過去の事例に賭けていた。
そんな彼女の元に訪れた、勇者を目指す少年剣士アベルカイン。
不人気絶頂の死の神の神殿に真っ先に来るなんて、何かの間違いじゃないんですか?
これは、後に『神殺しの大勇者』と呼ばれる少年と、『死と誕生の巫女』と呼ばれる少女の、不純と覚悟と冒険に満ちた神話的偉業を伝える物語。
【エンターブレイン様から書籍化しました】