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その男には前世の記憶があった。
その男が生まれ変わった世界にはウマ娘という存在がいた。
だが、その男は競馬も競走馬もほとんど知らなかった。
その男が新人トレーナーになった時、一人のウマ娘に出会う。
そのウマ娘の名前はハルウララ。
競走馬をろくに知らないその男でも、聞いたことがある名前だった。
だからこそ、その男はハルウララをスカウトした。
そしてその男はハルウララを育成し始めて思った。
「え? 競馬を知らない俺でも名前を知ってるぐらい有名なんだし、ハルウララってすごいウマ娘じゃないの?」
この物語はウマ娘を知らず、競馬もほとんど知らない凡庸な男がウマ娘の世界に転生して新人トレーナーとして頑張る話である。
2021年10月16日 完結いたしました。
※注意※
基本的にアプリやアニメ、漫画の設定を遵守するつもりですが、現状判明していない設定などは独自設定として描写しますのでご注意ください。
※注意※
作者は競馬の知識があまりありません。極力調べて作中で描写する予定ですが、間違っていたら「このニワカめ!」と罵ってからこっそり教えてもらえるとすごく助かります。
※注意※
アプリの面白さとアニメの感動とこのハーメルンに投稿されている数々のウマ娘SSに触発されて書き始めました。広く温かくゆるい心で読んでいただけると嬉しいです。
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地球は狙われている……。
いや、人類は狙われている。
今……天界から魔界から、あらゆる異界から幾千の恐るべき侵略の魔の手が伸びようとしているのだ。
※
だいこんおろし先生よりご許可をいただいての二次です。
続いてくれるかた募集です。
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かつてはURAファイナルズで優勝を果たしたナイスネイチャ。そんな彼女も勝てなくなり、低迷期が続いていた。
落ち目のチャンピオンが優秀なトレーナーを独占しているという批判が沸き起こり、ついに解消されることが決定した専属契約。結果を出さなくては来年は彼の隣にいられない。
相思相愛なのにそれに気付かないふたり。残された日々。勝ちたい。七年目の有馬記念はいろんな意味で最後のチャンスなのだ。なんとしてでも勝ちたい。トレーナーさんの愛バとして堂々と勝利して、その暁には彼に――。
ほんの少しだけ脚に違和感があるけれど、追い詰められた彼女はそれをトレーナーさんに告げなかった。優しい彼なら、絶対に出走をやめさせるだろうから。
そして、運命に抗う有馬記念が始まる。
エンディング分岐有り。
※ この作品は「レース中の事故で命を落とした愛バを助けるためにトレーナーさんが時を越える」という物語です。
ネタバレですが、地雷避け(死ネタ告知はマナーと聞きました)のために必要な説明ですから書いておきます。
ネタバレ云々よりもうっかり地雷を踏ませるほうが申し訳ない。直接描写はほぼありませんし、残酷な描写もほぼありませんが(というか書きたくない)、暗い描写はあるかもしれません。鬱要素は第5話に集中させたので、そこをスキップしても一応読めるように構成しています。
※ エンディングを含めて全10話です。ビターエンドとハッピーエンドに分岐します。
※ わりとファンタジーというかオカルトというか、そんな要素が強いお話です。運命の修正力云々みたいなふわっとしたものと戦います。
デバブネイチャと並ぶナイスネイチャ二次の名作。
トレーナーが死ぬ運命変えるためにタイムリープしてレースに勝って運命免れる話だけど
BADルートではレースに負けて殺してしまう。
しかも負けた相手が親友枠のマーベラスサンデー。その相手と変わらず親友でい続ける辺りがウマ娘が人類と違う平和的共依存型動物というのを地味に描写できてる
ハルウララと二人三脚でトレーナーとして育っていく様子が、とても感動する。