書籍化
マンガ化
アニメ化
あるところに、世界で一番醜いと言われる少女がいました。少女はその容姿のせいか友達もできず、ずっと本を読んで妄想に耽る日々を過ごしていました。少女がお年頃になったある日、ずっと1人でさみしそうにしている少女を心配した両親はあることを思いつきました。奴隷の美しい少年を少女の愛玩用ペットとしてプレゼントしたのです。その少年には暴れ出さないよう手枷足枷をつけ、少女の顔を見て絶望することがないよう目隠しをし、舌を噛んで自殺することがないよう口枷をつけました。これは、世界一不幸な目にあったはずの少年と、女性としての幸せをひとつも知らずに育ってきた少女の物語。2人が愛を知り、幸せになるまでの物語です。