超すき

「世界樹の上に住む」というだけで、ワクワクしませんか？

これだけ聞いて、少しでも惹かれた人はぜひ読んでみてください！

「世界樹の上に住む」という設定なんだけど、その細部に渡ってすごくリアルな世界が構築されているのがこの小説の魅力だと思います。
（耐荷重があったり、雪が降ったり、シロアリ的な生物がいたり、火の扱いがとても厳格だったり）

そこで育まれる独特な文化、日々過ぎていく生活を体験し「本当にこんな世界があるのでは？」と思うような、別世界に行く体験をするような小説です。

ファンタジーなんだけど、小説なんだけど、
「そういう場所が実際にあるかもしれない」と思わせてくれるリアリティが魅力の小説です。

ハリポタを読んだときに「魔法界が本当にあるかも」と感じたり、ダレンシャンを読んだときに「吸血鬼がいるかも」と感じるように、
「世界樹があって、そこに住む人々がいるかも」と感じられる物語かなと。