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かつて、名球会入り目前で病に倒れた大投手が居た。
その男は最速130キロ程度の球速でありながら、出どころの見にくい投球フォームと多彩な変化球によって、遅い直球を実際の球速表示よりも速く錯覚させていたという。
通算で積み重ねた勝利数は199勝。遅い球しか投げられないにも拘らずプロの打者を相手に勝ち進む彼を、人は「星の大魔王様」と呼んでいた。
――これは、そんな大投手の記憶を持つ一人の野球少女のサクセスストーリーである――。
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パワプロ世界ならオリ星野氏のようなタイプの女の子投手が出てきても良いんじゃないか、そんな考えで書いてみました。
女の子だけど、コントロールと変化球で戦っていく感じ、マジで熱い。